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怒らなくなったのに、娘はまだ私を怖がっていました。
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怒らなくなったのに、娘はまだ私を怖がっていました。

子どもの一言に、自分の過去を教えられることがあります。「ママは前みたいに怒らなくなったけど、怒られるかなって考える。」娘のその言葉を聞いて、親としての時間は、一日では取り戻せないんだと改めて感じました。

先日、長女が学校に持って行っていたセロハンテープを、 お友達が壊してしまったそうです。

後日、お友達のお母さんからご連絡をいただき、 お返しまでいただきました。

私は長女に、

「貸してあげたんやね☺️」

と声をかけると、

「困っとったら普通貸すやろ?」

と、少し誇らしげな顔。

なんだか、その一言が嬉しくて、 「損得考えずにしたことって、返ってくるんやね。」 そんな話をしていました。

そして私は、

「壊したことをちゃんと言えたお友達もすごいね。」

と言いました。

すると長女が、ポツリ。

「私なら言えんかも。」

「なんで?」

「ママは前みたいに怒らなくなったけど、 怒られるかなって考える。」

その一言に、何も返せませんでした。

6年前の私

私は昔、本当によく怒る母親でした。

朝は「早くして!」から始まり、 宿題で怒り、 ご飯で怒り、 お風呂で怒り、 寝る前にも怒る。

一日を振り返ると、 怒っていない時間の方が短かったんじゃないかと思います。

娘は毎日、 私の顔色を見ながら過ごしていたのかもしれません。

子育てを学んでから、 私は変わりました。

怒鳴ることはほとんどなくなり、 子どもの話を聞くようになり、 「どうしたの?」と聞ける日が増えました。

だから私は、 勝手に「もう大丈夫」だと思っていました。

でも、 娘の中に残っていたのは、 昔の私でもあったんですね。

「前のママも今のママも大好き。」

それでも、 6年間積み重ねたものは、 私が変わったからといって 一瞬で消えるものではありませんでした。

私が「変わった」と思っている時間と、 娘の心の時間は、 同じ速さでは流れていないのかもしれません。

あの6年間を、本当に後悔しています。

だからこそ私は、 同じような後悔をする親子を、 一組でも減らしたい。

これからも、 自分の経験を隠さずに発信していこうと思います。

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