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娘が別人になった日。
10分のはずだった個人面談が、気づけば60分。褒められると思っていた私は、娘も自分も否定されたように感じ、「子育てに失敗した」と本気で思いました。今でも個人面談前になると、あの日の感覚を少し思い出します。
娘が別人になった日。
今でも、学校の個人面談が近づくと少し気が重くなります。
たぶん、あの日のことが残ってる。
長女は、保育園までは「よくできる子」と言われることが多くて、私もそれに慣れていました。
だから、小学校の個人面談も、少し話して、少し褒めてもらって、10分くらいで終わる。
そんなふうに思っていました。
でも、始まってみると違った。
出てくるのは、気になることばかり。
ひとつ聞いて、またひとつ聞いて。
「え、誰の話をしてるの?」
って、本気で思っていました。
私の知ってる娘と、全然違う。
保育園まで「よくできる子」だった娘が、小学校に入った途端、まるで別人になったように感じたんです。
予定では10分だった面談は、気づけば60分。
今思えば、先生は学校で見えている娘の姿を、ただ伝えてくれていただけだったのかもしれません。
でも、あの時の私は、そう受け取れませんでした。
娘に×をつけられているような気がして、
その娘を育てた私にも、×をつけられているような気がして。
「私、子育て失敗したんだ。」
その日、本気でそう思いました。
何年経っても、個人面談の前になると、ほんの少しだけ、あの日の感覚が戻ってくることがあります。
たった60分。
でも私にとっては、今でも忘れられない60分です。
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